こんにちは、うみです◯
今日はこちらの本を読みました♪
長田弘 / すべてきみに宛てた手紙
ああ、柔らかくてあたたかい
長田弘さんだな〜というような本でした。
長田さんの詩集の中で好きな言葉があります。
『きみは二人分のオムレツをつくってしまったのだ。別れたことは正しいといまも信じている。ずいぶん考えたすえにそうしたのだ。だが今朝は、このオムレツを一人で食べねばならない。正しいということはとてもさびしいことだった。/長田弘「朝食にオムレツを」』
正しいということはとてもさびしいことだった
なんて言葉でしょう!!
この一文に衝撃を受けました。
これ、失恋したてのころに読んで、
とても救われた思い出があります。
逆説にするのはなんだか違う気がするけれど
さびしかったら、その決断は正しかったんだなって
そんなことですかね、
そんなふうに読めちゃうな。
そして今日読んだこちらの作品では
『はじまりというのは、何かをはじめるということよりも、つねに何かをやめるということが、いつも何かのはじまりだと思えるからです。』
と、あります。
本当にそうだよなと思います。
そう思うと、なんか全部怖くないなって
思いませんか。
やめてもはじまるのだから。
この言葉がしっくりくるのは
わたし無意識にそんな人生を
歩んでいるからかも知れません!
みなさんはどうですか。
やっぱりやめるのはこわいですか。
どうでしょう。
ぜんぶ、裏表の循環ですね♪